チャリンカー > 完成車・フレーム > 完成車 > ロードバイク > Cervelo ( サーベロ ) ロードバイク 2021 S5 DISC ULT R8020 グレー / カーボン 51
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■商品特徴
SURVIVAL OF THE FASTEST
S5 Disc は、世界最速のスプリンター達のために作られたエアロダイナミックなロードバイクです。
かつてない剛性とより高いエアロダイナミクス性能を備えながらも、素晴らしい快適性と乗り心地の良さも実現しています。 S5 Disc は、スピードがもたらす高揚感を求める人に可能な限りのアドバンテージを与えます。
エアロダイナミクス
S5 Disc では、先代のS5 Rimより空力性能を大幅に向上しました。
専用ハンドル、専用V型ステム、すべてのケーブルを内装する機能、フレーム形状が連携して抵抗を抑え、エアロダイナミクス性能を高めます。
その結果、より早いライディングを実現します。
エアロダイナミクスは、Cerveloが中核として取り組んでいる要素です。Cerveloは、サイクリストをより速く走らせることを目標に設立されましたが、エアロダイナミクスを活用することはその目標達成への最適な方法です。
Cerveloでは、エアロダイナミクスを、バイクとサイクリスト、全コンポーネントを合わせたシステムとして捉えています。バイクはそれ単独では走りません。だからこそCerveloでは、サイクリストなしでバイクの設計や試験を行うことはしません。
Cerveloのバイクは風洞でハイスピードを記録するだけでなく、人が乗って道を走る時も速いのです。
空気抵抗はバイクとライダーに影響を与える大きな要素であり、ライダーが受ける総抵抗のうち、最大で実に90%にあたります。我々が立ち向かわねばならない抵抗にはいくつかの種類があります。
まずは圧力抵抗。ボディ(この場合は自転車とライダー)が空気を通り抜ける時、空気分子を押しのけて進む形になります。それらの分子がボディに押し付けられることで圧力が生じるのです。この圧力のうち、ボディの後方に向かって生じるものを圧力抵抗と呼びます。
次に摩擦抵抗。あらゆる流体には粘度(あるいは「厚み」)があります。ボディに当たる空気分子は、そのまま体表に張り付きます。ボディが空気中を進むにつれ、新たな空気分子は張り付いた分子に沿って層状にボディのまわりに浮き、平行に流れます。この層を層流境界層といいます。空気の粘性がせん断力、あるいは摩擦抵抗を生むというわけです。
ほぼどんなボディでも、ある時点で層流は崩れ、空気分子はスムーズに流れずかき乱されて交じり合います。その転移点は乱流境界層がはじまる部分になります。この流れの動きは、レイノルズ数というパラメーターで表されます。レイノルズ数は、流れのいくつかの物理的特性によって定義されるものです。層流の形は下記の図のように、レイノルズ数10,000あたりまで維持され、10,000を超えると「乱流」になります。
動く空気の塊には慣性があり、そのため表面の湾曲がきついほどすみやかに流れることができません。その条件下では空気はボディを離れて体表を引っ張る低圧領域を生み出し、抵抗を高める原因となります。もし、ボディの後尾が両側の流れをうまく誘導してひとつに戻すことができなければ、循環空気によって低圧が生じる「流れの停滞」部が発生します。この低圧もまた表面を引っ張ることとなり、抵抗をさらに強めてしまいます。
空気抵抗を最小限にするために、当社のバイクとコンポーネントのデザインで左右できるパラメーターが2つあります。ひとつは抵抗係数。これは、ボディの形状と空気がその周囲をどのように流れるかによって決まる要素です。形が違えば、抵抗への影響も異なります。
例えば円状の形では、当社が開発した"TrueAeroTMチューブ"形状に比べておよそ24倍の抵抗が生じます。空気の流れに対するチューブ形状の方向も抵抗に影響をおよぼします。シートポストやダウンチューブは角度をつけて取り付けられていますが、そのために楕円に近い形状に空気が当たり、抵抗係数にも差が生じるのです。
デザインで変えられるもうひとつのパラメーターは前面面積です。空気に当たる面積が広いほど抵抗も大きくなることは、感覚的に分かると思います。Cerveloのエンジニアはその点をふまえ、例えばCerveloのタイムトライアルバイク、トライアスロンバイク、エアロロードバイクは、ライダーとバイク(ふたつでひとつのシステムとして)の前面面積を最小にし、空気力学的効果を最大まで高めるデザインになっています。
パワーを無限大に
世界最高のスプリンターは、がむしゃらなスプリントで生じる極限のパワーに耐えられる強靭なバイクを求めています。新しい S5 Disc は、フレームの重量を増やすことなくボトムブラケットとヘッドチューブに素晴らしい剛性を加えています。
信頼性と快適性
その違いはすぐに実感できるはずです。フレーム剛性とジオメトリは連携して、正確で安定したハンドリングとペダリングの効率性を生み出します。
フレームのレイアップとチューブの形状、そして最大幅28mmまでのタイヤが路面の振動を吸収し、走りをよりスムーズにします。
Cerveloのライドクオリティに対するアプローチは、ライダーそれぞれの経験を活かすことに焦点を置き、それぞれが目指すライディングに適した乗り心地になっているかを一つの基準にしています。Cerveloのエンジニア達は、バイクそれぞれに適用するテクノロジーとデザイン要素を的確に組み合わせ、ライダー達が期待するライドエクスペリエンスを実現します。
ライドエクスペリエンス重視
乗り心地の良さは一般的に「快適なライド」と定義されています。ある程度はこれは正しいと言えます。乗り心地の良さと快適さをエンジニアリングの面から深く考えてみると、定義はもっと複雑なものになってきます。シャーブルック大学との長期にわたる共同研究の結果、「おおよそ心地良い」とは何かということに関して主観的な意見はありますが、「快適性」や「乗り心地の良さ」に普遍的に受け入れられた定義というものはないという結論に達しました。
これを念頭に、Cerveloのライドクオリティに対するアプローチは、ライダーそれぞれの経験を活かすことに焦点を置いていて、それぞれが目指すライディングに適した乗り心地になっているかを一つの基準にしています。
つまり、乗り心地の良さの内容はそれぞれのバイク特有のものであり、またそれぞれのバイクで異なるものになるだろうということを意味しています。例えば、S5 Disc エアロロードバイクはスピードがすべてです。ハンドル周りをよりアグレッシブなライディングポジションまで低く設定し、動力の伝達とハンドリングをサポートすることで、より優れたエアロダイナミクスと向上した剛性を実現したのは、これが理由です。
S5 DETAIL
TRUE AERO
TrueAeroは特殊なチューブ形状、サイズ、デザインを統合し、バイク全体のエアロダイナミクス性能を向上させています。
TrueAeroはCerveloのバイク一台一台に意図された用途に合わせて適用されています。
EXTENDED SEAT TUBE CUTOUT
シートチューブに施された隙間を最小限にしたカーブ部分を指します。
このカットアウトが後輪の前縁部分をシールドすることができるため、エアロダイナミクス性能が格段に向上します。
抵抗は最小限に。速度は最大限に。
エアロダイナミクスは早いバイクの設計には必要不可欠です。
サイクリストが受ける全ての抵抗のうち、約90%は空気抵抗です。特殊形状のフレームチューブの仕様と特徴ある設計により、S5 Disc は空気力学的性能が向上し、抵抗を抑える事ができます。
先代のS5 Rimモデルと比較し、5.5w相当の高速化を実現しました。
エネルギーの無駄を限りなくゼロへ。
S5 Disc はスプリンターの夢を叶えた剛性です。素材と形状とレイアップの組み合わせにより、S5 Disc では高い安定性と思い通りのハンドリングのためにヘッドチューブ剛性と、BB剛性を強化し、より多くのパワーがロス無く後輪に伝わる設計になっています。
先代のS5 Rimモデルと比較し、ヘッドチューブ剛性(ねじれ)は13%アップ、BB剛性は25%アップ。
ニーズにフィット
S5 Disc はパーフェクトなフィット感を実現します。
ステムは80mm〜130mmの6種類。ハンドル幅は380mm〜440mmの4種類。最大30mmまで高くすることができるコラムスペーサー。DHバーの取付けなど、様々なポジションにフィットするようになっています。
フレームセットでご注文の際は「ハンドル幅」と「ステム長」が指定可能となります。
サイズについてはご注文いただくサーヴェロ正規販売店へご相談ください。