チャリンカー > > ARGON18 ( アルゴン・エイティーン ) ロードバイク フレーム 21 GALLIUM PRO DISC ( ガリウム プロ ディスク ) F/S チーム アスタナ S
ワイズロードONLINEで価格を確認
最新トレンドともいえるディスクブレーキを搭載した、GALLIUM PRO DISC。
クラシックなリムブレーキと一線を画すディスクブレーキは、ブレーキ機構の配置場所が異なるため、リムブレーキと同様のフレーム構造というわけにはいかない。
正確無比なブレーキングを実現するために、剛性の分布はもちろんフレーム設計も根本から変更する必要があるだろう。
ストッピングパワーをロスすることのないフレームを作ることばかりに執着すると、剛性が過剰な部分が発生しライディングフィールにも影響が出る。
リムブレーキのバイクを基準にしたライディングフィールが基準になるといえるが、そういった意味ではGALLIUM PRO DISCは“自然”なライディングフィールを実現しているといえる。
リムブレーキのガリウムプロからすぐに乗り換えても違和感がなく、淀みのない加速性能を楽しめる。
GALLIUM PRO同様に、ペダリングするごとに感じられる高弾性カーボンの心地よい反発が加速をいざなう。
ディスクブレーキを搭載したストレートフォークは頼もしくも、フレーム同様に素直で扱いやすく、機敏なコントロール性は実にレーシーで軽い。
スタンダードフレームの優秀なシステムはもちろん引き継がれている。
プレスフィット3Dシステムは、リムブレーキタイプ同様に3サイズ(0mm、15mm、25mm)のスペーサーを用意しているので、スタイリッシュな外観を損なうことなく、最適なポジションを出すことができる。
タイヤクリアランスは拡大され、28C(30mm幅)まで対応することができるようになった。
タイヤのチョイスが広がることで、ライディングシーンもより拡大することができるはずだ。
シートポスト径は使い勝手の良いスタンダードな27.2mmを採用。
快適性と扱いやすさのバランスが取れたサイズだ。
ディスクブレーキとなったことで新しい機構も取り入れられている。
ディスクブレーキ化に伴い前後ハブとも12mmのスルーアクスル化され、独自の3アクションで取り外しが可能な、NAILDのクイックレリーズシステムをこのGALLIUM PRO DISCのみに採用。
不慮な脱落を防止し、素早く正確なホイール交換が可能だ。
悪天候ほどその性能を発揮するディスクブレーキシステム。
唯一のウィークポイントは重量だろう。
各メーカーのディスクブレーキを搭載したハイエンドモデルであっても完成車重量で7kg後半までバイクが重くなっているのに対し、GALLIUM PRO DISCは7.18kgとリムブレーキモデルに匹敵する軽さを実現している。
この軽さは大いなるアドバンテージとなるだろう。
一見、シンプルなスタイルのGALLIUM PRO DISCだが、その構造を理解し、ライディングフィールを体験するとトップクラスのバイクであることがわかる。
現在販売中の関連商品はコチラからお探しいただけます。
■フレーム材質