■この潤滑剤は、金属の表面に皮膜を作って潤滑させるものです。いわゆるオイルではありません。特筆すべきは「アウター×ローが軽くなる」ということです。
■その名のとおり「ギア」に塗布してください。
■ミストスプレーになってますので、チェーンリングやスプロケットの歯面を脱脂してから、シュパシュパと吹いてください。
■乾くと表面にフッ素の皮膜ができ、アウター×ローにチェーンをかけたとき、チェーンラインがずれて、チェーンとギアが斜めに擦れるような抵抗が起こるのを緩和してくれます。
■一回だけの吹き付けですと、皮膜が薄いので、最低でも10回ぐらいは重ねて吹き付けてください。二回目以降の拭きつけは、脱脂をしなくてもOKです。
■乗る前にチェンリングやスプロケットに直接吹いてください。
■レースでは、「アウター×ロー」というのはとてもよく使うギア設定です。
■シマノは10段になってから、「アウター×ローは使うな」とマニュアルで説明しているのですが、実際には選手は「アウター×ロー」を多用します。
■なぜなら登りきれるかどうかの瀬戸際にいちいちインナーに落としていたら、そっちの方がロスだからです。
■便利なギア設定、それが「アウター×ロー」です。
■でもチェーンの擦れによる抵抗が大きいのも事実です。
■「タクリーノ・ロードギア」を使うことによって「アウター×ロー」が便利でしかも軽いギアになるということで、選手諸氏からは「画期的!」との賞賛をいただいております。
■「タクリーノ・ロードギア」は「アウター×ロー」が軽くなるだけではありません。
■チェーン離れが良くなるので、変速性能も向上します。さらにギヤ部へのホコリの付着も防いでくれます。
■あとワイヤーの内部、インナーとアウターの摩擦も軽減してくれるので、ブレーキの戻りが良くなり、シフトも軽くなります。
■変速メカやブレーキキャリパーの稼動部分にも注してください。動きが軽くなります。
■「タクリーノ・ロードギア」は、チェーン以外のすべての自転車部品の潤滑に使用できます。
■ただ、チェーンリンクの中には浸透していきにくいので、チェーン潤滑という面からいうと完全なものではありません。チェーンには「タクリーノ・ロードチェーンオイル」を使ってください。
■ご使用の前によく振ってください。